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2014年度日本動物細胞工学会技術賞受賞講演及び第35回日本動物細胞工学会シンポジウム「バイオ医薬品の物性と免疫原性」


 抗体医薬の登場から約20年が経過した。初期に登場した抗体医薬のバイオシミラーも登場している。今後しばらくは、抗体医薬や機能調整蛋白質などの医療用蛋白質がバイオ医薬品の中心である可能性は高い。こうした医療用蛋白質は、多くの場合、細胞を使った生産が必要なため幾つもの技術課題を解決する必要があるが、加えて、精製したモノの評価においても課題がある。特に、物性評価と免疫原性評価は解決すべき重要な課題となっている。 本シンポジウムでは、製薬企業の研究者による講演を中心に、抗体医薬の物性評価と免疫原性評価における課題および実際の対応について、背景から将来展望に至るまで多岐にわたり討議する。今回は、JAACT技術賞と奨励賞の受賞講演も併せて行います。

 主催 : 日本動物細胞工学会
 日時 : 2016年1月22日(金) 13:15〜17:30
 場所 : キャンパス・イノベーションセンター(CIC)国際会議室
(JR田町駅から徒歩2分)

 オーガナイザー:

内山 進(大阪大)、石井明子(国立衛研)、大政健史(大阪大)

 シンポジウム:

14:45〜18:00
 交流会: 18:00〜
 会費:   [会員・学生]シンポジウム(無料)、交流会(3,000円) 
 [非会員]シンポジウム(5,000円)、交流会(3,000円)

申込:2016年1月15日(木)までに(1)氏名、(2)所属、(3)役職、(4)会員・非会員・学生の区別、(5)交流会参加希望の有無、を明記の上、下記宛にE-mailにてお申し込み下さい。

 連絡先及び参加申込先

問合せ・申込先:日本動物細胞工学会 事務局 及川新平
E-mail: jaact@asas.or.jp


2014年度日本動物細胞工学会技術賞受賞講演及び第35回日本動物細胞工学会シンポジウム
13:15〜13:20

JAACT会長挨拶
橋爪 秀一(Idea-Creating Lab、東邦大学)

「 2014年度日本動物細胞工学会技術賞受賞講演」
13:20〜14:00

2014年度日本動物細胞工学会技術賞受賞講演
新規抗体作製技術:ADLib®システムの進化と今後の展開
株式会社 カイオム・バイオサイエンス 藤原 正明

シンポジウム:
日本動物細胞工学会シンポジウム「バイオ医薬品の物性と免疫原性」
オーガナイザー:内山 進(大阪大)、石井明子(国立衛研)、大政健史(大阪大)

14:00〜14:30 はじめに・抗体医薬の物性評価
 大阪大学 大学院工学研究科生命先端工学専攻 内山 進
14:30〜15:00 抗体医薬品の溶解性改善
 アステラス製薬 技術本部物性研究所 川崎 匡史
15:00〜15:30 抗体薬物複合体(ADC)の初期物性評価   
 第一三共 バイオ基盤研究所 青木 隆則
15:30〜15:50 休憩
15:50〜16:20 バイオ医薬品の免疫原性             
 国立医薬品食品衛生研究所 石井 明子
16:20〜16:50  バイオ医薬品の免疫原性 - 探索から非臨床における現状と課題
 中外製薬 研究本部安全性研究部 三島 雅之
16:50〜17:20

臨床におけるバイオ医薬品の免疫原性評価の実際
 協和発酵キリン トランスレーショナルリサーチユニット 細木 淳

17:20〜17:30 おわりに        
 国立医薬品食品衛生研究所 石井 明子
18:00-20:00 「交流会」