バイオプロセス講演・見学会
「バイオ医薬生産プロセスの最新動向とバイオ後続薬への展開(仮称)」
【開催日 2011年3月16日(水)(講演会),17日(木)(見学会)】
主催:(社)化学工学会関東支部・バイオ部会
協賛:日本生物工学会、日本動物細胞工学会
抗体医薬を中心とするバイオ医薬品は,長い開発の時期を経て,今まさに市販薬として世界的にも大きな展開が見られ始めています.さらに最近では,バイオ医薬 品においてもバイオ後続薬(バイオシミラー,フォローオンバイオロジックス)の製造販売が一つ大きな流れとなっています.バイオ後続薬も含めてバイオ医薬品の製造は,化合物合成と大きく異なり,細胞の大量培養といったバイオプロセスに関する最新知見と技術とを駆使する必要があります.そこで本講演見学会では,特にバイオ後続薬を重要な切り口としながら,その生産と規制におけるわが国および世界的動向,生産プロセスの最新動向と課題,等について,専門家や経験者の方々にお話を頂き,企業の枠を超えた自由な意見交換の場を提供いたします.また,わが国におけるバイオ医薬品のパイオニアの一つである協和発酵キリン株式会社のご好意により,バイオ原薬生産ラインおよび抗体医薬生産ラインの見学会を実施します.
●日時:2011年3月16日(水)(講演会),17日(木)(見学会)
●会場:講演会および見学会 協和発酵キリン株式会社・バイオ生産技術研究所/高崎工場内
〒370-0013 群馬県高崎市萩原町100-1
●募集人数:60名 申込先着順で定員になり次第締め切ります.
●参加費:
化学工学会正会員20,000円,バイオ部会正会員20,000円,バイオ部会賛助会員15,000円,化学工学会の維持・特別会員の社員の方25,000円,学生会員3,000円です.協賛団体会員の方も化学工学会会員と同等の参加費です。また,会員外は32,000円,会員外学生5,000円です。1日目の講演会のみの参加も受付けますので,その旨を事務局までご連絡ください(1日のみの参加費は一律5,000円引きとなります)。
参加費にはテキスト代・懇談会費・消費税が含まれます。2日目の見学会の「(2) 抗体医薬製造ライン」については,抗体医薬を含むバイオ医薬関係を手掛ける製薬会社(受託会社も含む)の方についてはご遠慮願います.見学の可否については,申し込み順とご所属とによって事務局と見学先とで調整を行いご連絡申し上げます.
●申込方法:申込書に所定の事項をご記入の上,事前に下記までお申込みください. [申込書ダウンロード(MS-wordファイル)]
●申込先: 〒112-0006東京都文京区小日向4-6-19共立会館内
(社)化学工学会 関東支部
TEL: 03-3943-3527, FAX: 03-3943-3530, E-Mail: info@scej-kt.org, HP:http://www.scej-kt.org
●支払方法:受付後お送りする振込用紙にて事前にお振込みください.当日,会場での現金支払いも可能です.
当日になってからのキャンセルの場合には,参加費をご請求させていただきます.
プログラム案(講演題目は全て仮題)
1)第一日目:講演会(13:00〜18:00)
1.「バイオ医薬品の規制と後続薬への敷衍(仮題)」(13:05〜13:50)
国立医薬品食品衛生研究所遺伝子細胞医薬部・客員研究員,山口照英氏
2.「抗体医薬生産プロセス標準化の最新動向(仮題)」(13:50〜14:35)
(株)日立プラントテクノロジー・産業プラントシステム事業本部・プラント事業部・ 村上聖氏
3.「バイオ医薬品製造におけるプロセス工学の動向と課題(仮題)」(14:35〜15:20)
徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部・教授,大政健史氏 (休憩15分)
4.「バイオ医薬品製造プロセスのエンジニアリングにおける最新動向と課題(仮題)」 (15:35〜16:20)
(株)IHIプラントエンジニアリング,医薬・ファインケミカル事業部・副事業部長, 菅谷和夫氏
5.「溶存ガスの交換効率に視点をおいた動物細胞培養のスケールアップ(仮題)」 (16:20〜17:05)
協和発酵キリン(株)生産本部・高崎工場、松永直樹氏
6.「抗体の品質評価における課題・凝集分析(仮題)」(17:05〜17:50)
味の素(株)アミノサイエンス研究所,江島大輔氏
懇親会(18:00ごろから高崎工場内の食堂をお借りして)
2)第2日目:見学会(9:00〜12:00ごろ)
1.安達和義工場長からのご挨拶(9:00〜9:05
2.簡単な生産ライン概説(9:05〜9:30ぐらい?)
3.見学
(1) バイオ原薬製造ライン(全て見学可)
(2) 抗体医薬製造ライン(同業他社は不可))
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